頭皮タイプ別おすすめシャンプー
頭皮タイプ別おススメシャンプー
■普通肌タイプ
普通肌の方は、基本、なにを使っても大丈夫です。
頭皮に良くないと言われる界面活性剤も、しっかり洗い流すことと、長期にわたって使わないように工夫することで、ある程度までは選択肢にいれることが可能です。
髪質やダメージの度合い、カラーリングの有無、パーマをかけているかどうか、など、望む仕上がりや予算に合わせてシャンプーを選ぶことができます。
普通肌をキープするために良い習慣を続けていきましょう。
■オイリータイプ
すぐに頭皮がしっとりし、かゆみの出るオイリータイプの頭皮には、高級アルコール系のシャンプーをおすすめします。
市販のシャンプーはほとんどがこのカテゴリにはいるので、手軽でもあります。泡立ちを良くするために頭皮に良くない成分が入っているのは確かですが、必要以上に神経質になって皮脂汚れをためてしまうぐらいならしっかりとゆすぐことを意識してデメリットを最小限におさえることもできます。
【アルコール系のメリット】
ドラッグストアなどで手軽に安く手に入る
シリコンなどによって手触りを良くしてくれる
香りが良いものが多い
【アルコール系のデメリット】
脱脂力と刺激が強い
シリコンによる髪のコーティングで重くなることがある
このタイプの方は、煙草やお酒が好きだったり、夜更かしの習慣や、ジャンクフードを頻繁に食べていないか、生活を見直してみてください。
オイリーな頭皮であるときは、しっかり洗って皮脂が毛穴に詰まるのを予防し、時間をかせぎつつ、生活習慣を見直したいですね。
ゆくゆくは刺激の少ないシャンプーに切り替えるつもりで短い期間使うのだ、と割り切るのが良いでしょう。
☆注意☆
アルコール系シャンプーを使う場合は特に念入りにゆすぎをおこなってくださいね。
「オイリー状態からの皮脂詰まりを解消するのだ」ということ。
「このタイプのシャンプーは脱脂力がとても強い」ということ。
この2点は、覚えておいてください。
■乾燥肌タイプ
乾燥肌の方は、できるだけ低刺激のシャンプーを選びましょう。石鹸シャンプーも低刺激なのですが、かなり洗浄力が強いです。乾燥の度合いによっては避けた方が良いかもしれません。このあたりは、実際に試してみて感触で判断するしかない部分もあります。
予算に余裕がある場合はアミノ酸系かベタイン系を選ぶとよいでしょう。
【アミノ酸系・ベタイン系のメリット】
カラーやパーマで受けたダメージを回復してくれる
保湿力が高い為、頭皮と髪の乾燥対策にぴったり
髪を修復する力を持っている
角質成分を取り過ぎることがない
【アミノ酸系・ベタイン系のデメリット】
洗浄力が弱い
価格が高い(500mlあたり2,000円以上)
シリコンや泡立ちを良くする成分が配合されていないので髪がもつれやすい
■敏感肌タイプ
トラブルがあるときは迷わずせっけんシャンプーを買いましょう。
ここで言うトラブルとは、頭皮にできものができたり、ブツブツ赤くなっていたり、アトピーのような症状が出ていることをいいます。
せっけんシャンプーの価格は500mlあたり1,000円以下です。
抵抗がないのなら、ご家庭にある食器洗い用の純せっけんを使えば費用はかかりません。
【せっけんシャンプーのメリット】
低刺激
洗浄力が強いため、さっぱりする
界面活性剤不使用であること
ハリとコシがよみがえる
【せっけんシャンプーのデメリット】
慣れるまではゴワゴワしたり、きしみが出る
髪の手触りを良くする成分は一切なしなので、ロングの女性は挫折しやすい
乾かすときに髪がからまりやすく、物理的なダメージがある
さて、シャンプー剤が決まったら3ステップ簡単シャンプー法を思い出して、実際にシャンプーしてみましょう。意識的にシャンプーをすると、たくさんの発見があるかもしれません。
バスタイムを楽しみながら、美しい髪を育てましょう。